KaKuKoTo

まずは毎日かくこと

変わったもの、変わらないもの

久々の実家で過ごす正月な訳ですが、家族がリアル野球盤を観て盛り上がっているのを観て、あぁこのおじさん達は衰退の囁かれるテレビのバラエティでまだ戦ってたんだなぁと、静かな感動を覚えました。
アメリカで3年近く生活したのですが、最初は日本のテレビが観られないなんて死んじゃうと思っていたので、観れる工夫などしておりました。でも、途中から面倒臭くなってTwitterまとめで番組内容をチェックするのみとなり、帰国して晴れて観放題の筈が、忙しいこともあり、本当にまったくテレビを観なくなりました。
テレビをほとんど観ない人に「何も困らないでしょ」とよく言われてみると、新聞読んでネットニュースで情報収集していると、確かに困らないのは事実です。
一方で、子のモノマネが流行りの芸人のものであることに気づかない(にゃんこスターだったようです)など、小さな影響は割とじわじわあります。
幸い、三年ではあまりタレントさんや俳優さんの入れ替わりがないようで、「誰々がどうした」という話に「あーあの人今そんなことやってんだー」とリアクション出来、「それ誰?」にならないことの方が多いのですが、これは全てこれまでのテレビで得てきた雑知識の貯金でつないでいるだけなので、
「○○○がさー」と言われたときに、「え?何それ」となる日が近いのではないかと思うと、何だか少し怖い気がするのです。
「あの人やたら何とかかんとか言うのが好きだなぁ」と思っていたら、最近テレビによく出る知識人の口癖だった、とか。

今時テレビなんか、と言う声も聞きますが、私の中ではテレビで流行ってることを知っている、というのも広く教養の中の一部という認識なので、それなりに押さえて参りたい所存です。