KaKuKoTo

まずは毎日かくこと

取り残される

ひさしぶりに、会社の人たちとカラオケに行きました。
カラオケは基本的に大好きなのですが、最近テレビを観ずラジオも聴かず、あまりに椎名林檎の歌ばかり聴いているので、選曲として何が正解か判然とせず、完全な選曲迷子になってしまいました。
そして悩みぬいた挙句、歌ったのは大昔、中学生高校生時代に歌っていた歌、という。
Mr. Childrenの大ファンな人の送別会だったので、ミスチル縛りだYear!となったものの、タイトルは知っているし出だしもさびもなんとなくわかりそうだけど、きっと歌ったらざっと50点かな、という曲ばかりで、全部歌えそうなのは古い曲、結局中高の頃聴いてた歌ばっかりで愕然としました。

ずっと若かった頃に会社のおじさまお姉さま方とカラオケに行って、なんでみんなこんな古い曲ばっかり歌うんだろう、テレビで新しい歌が沢山流れてるのに、と思っていたのですが、あれと同じ現象が自分にも起きてるなあと痛烈に思いました。

すごいねうまいね、とだいぶ褒めていただいたのですが、いや、だってこの歌何十回、下手すると何百回歌ったかわかんないですもん、みたいなレパートリーでしたから、恐縮してしまいます。

一方で、自分の父より10こ下くらいのお兄様が、USAとか、秦基博の歌とか歌ってるのを聴いて、すごいなあとただただ感激しました。どうやってキャッチアップしてるんですか、と聞いたら、
若い人たちとカラオケに行ったときに、いいなあと思った歌を覚えておいて練習するのだ」
とおっしゃっていました。

私は歌が好きだったはずなのに、なんて脳みその凝り固まった大人になってしまったのだろう、と思います。
大好きな音楽ですらこうなのですから、いわんや他の情報をや、といったところです。
気を付けないといけないですね。